今回は 昨年の秋にご依頼いただいた
水廻り(浴室、脱衣洗濯室、洗面室、トイレ)の改修工事をお伝えします。 🙄
まずは浴室。在来のお風呂から、ユニットバス(以下UB)にするためには、
UBがおさまる内法寸法の確保が一番重要になります。(文章の最後にポイントをまとめてます)
今回の在来風呂は、そのままでは、最小UBもおさまらない内寸であったため、
間仕切りと天井を解体することで、最小限サイズのUBがおさまるようにしました。
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UBは床の高さが実際の土間よりあがるため、
脱衣洗濯室側の床上げをすることで、浴室との段差をなくします。
また、もともとの換気口を利用しての換気ダクトの引き込み、
給水、給湯、排水設備の前段取り、そして、間仕切り壁をすることで
UBの設置に備えます。
無事にUBが据え終わったら、いよいよ仕上げにもっていきます。
まずは間仕切り壁の下地の仕舞、浴室入口枠をおさめた後、石膏ボードを貼ります。
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あとは、表装仕上げです。
脱衣洗濯室の天井、壁面のクロス貼り、床面長尺シート貼り、ソフト巾木も貼ったあと、
洗濯パンを取り付けて、完成です。
今回、このユニットバスをおさめるにあたって、寸法確保するためにあらゆる確認が必要でした。
1,高さ関係・・・現状土間を安易にははつれないため、既存天井を解体することで高さを確保。
(現調の際に、天井裏を見て、UBが確実におさまることを確認しておくことが必要でした)
2,換気ダクト・・・UBを据える高さの確保ができることにあわせて、換気ダクトもおさまることを確認。
(既存の換気口を利用できるかどうか)
3,既存窓の位置関係・・・窓枠をおさめるための寸法確認。
4,浴室入口扉の位置関係・・・UB本体寸法がおさまっても、浴室入口がおさまるかどうかの確認。
(今回は最小UB寸法のため、すべてがぎりぎり寸法であり、
解体後の写真にも写っている手前の柱の位置が浴室入口に干渉しないかどうかの確認)
無事にきれいにおさめることができてよかったです。
まだまだ日々教わることがありますよね。 😀